【東京ドーム】スパ・ラクーア ドーム横の巨大スパで王道サウナを味わう

東京 -Tokyo-

スパラクーア訪問

プロ野球読売巨人軍の本拠地・東京ドームのすぐ横、商業施設「ラクーア」の上層階にあるスパ・ラクーアを訪問しました。奇をてらわない王道のサウナ体験が欲しい日に最適。サウナ4種×水風呂2種×広大な休憩・飲食エリアで、長居前提の1日リラックスコースが組める総合力が魅力です。

受付〜更衣室:大箱ならではの導線と充実設備

入口の受付で館内の説明を受けます。料金は日によって変動(詳しくはこちら)があるようで、体感としては以前より値上がりした印象。ここでロッカーキーと、館内着・タオル引換用の棒を受け取ります。

更衣室エリアに進むともう一段階受付があり、ここでサイズを指定して館内着とタオルを受け取りします。更衣室はとても広く、ロッカーが大量に並ぶほか、ドライヤーゾーン、入浴後に飲み物を飲んでくつろげるスペース、さらに更衣室内から岩盤浴ゾーンへの入口も備えます。初見でも迷いにくい動線です。

サウナ(4種):温度帯で“好み調整”できるラインナップ

いずれもスタンダードで安心感のある作り。温度帯やテレビ有無、ロウリュ有無で自分の好みに合わせて選択できます。

① 中温 80℃(テレビあり・オートロウリュあり)

もっとも広く恐らく一番人気。湿度設定が良いのか設定温度以上の熱さを体感できます。オートロウリュが始まると上段はかなり熱烈で、耐えられず退室する人も。テレビがあるので、熱さの中でも気を紛らわせやすいです。

② 中温 80℃(テレビなし・アウフグースあり)

テレビの音が苦手な人はこちら。定期的にアウフグースが開催されます。(ただし更衣室受付で事前申込が基本。)空きがあれば当日枠に滑り込みできることもできますが、基本的には事前申し込みで埋まっていそうです。1回につき全3セット構成ですが、1セット目は余裕、2セット目で心地よい限界に達し退室…という熱すぎる体験でした。

③ 高温 100℃

①サウナのすぐ横にある比較的小ぶりなサウナ室。設定温度ほどの熱さは感じませんでしたが、テレビなし・暗め・静寂没頭系のサウナ時間を取りたい人に向きます。

④ 低温 70℃(セルフロウリュあり)

最も温度が低く、かつ一番コンパクト(体感で5人前後)。熱さは控えめですが、セルフロウリュで体感温度を調整可能で、狭い空間で落ち着きたいときにおすすめ。

使い分けの目安

  • 「スタンダードなサウナで一気に発汗したい」→ ①(オートロウリュ)
  • 「静かに集中したい」→ ③(無音・薄暗め)
  • 「テレビなし+熱波で爽快に」→ ②(アウフグース)
  • 「マイルドに長く蒸されたい」→ ④(セルフロウリュ)

水風呂(2種):“しっかり冷やす”と“ぬるめで入りやすい”の二枚看板

17℃水風呂(大きめ)

王道の温度帯でしっかり冷える水風呂。螺旋階段でゆっくり降りる構造がユニークで、十分な深さがあるため体を芯までクールダウンできます。

22℃水風呂(小さめ)

水風呂としては“ぬるめ”の温度で、冷たい水が苦手な初心者に超おすすめ。筆者もかつてはサウナと水風呂の良さが分からなかった時期に、ラクーアの中温サウナ→この22℃の水風呂でデビュー。“冷たすぎないのに、ちゃんと整う”という絶妙さにハマり、以後サウナ好きになった思い出の一槽です。

浴室内の休憩:椅子は多め、横になれる台数は少なめ

浴室内のいたる所に椅子が配置されているため、混雑時でもどこかには座れる印象。一方で、体を横たえられる“整い椅子”は少数で、露天と室内の境目付近に数脚という配置。

浴槽:多彩な湯船+露天で季節の心地よさを

ジェットバス、ミルキーソーダバス、天然温泉など種類が豊富。露天風呂もあるため、涼しい季節は外気との温冷差が気持ちよく、サウナ→水風呂→外気浴の流れにもよくマッチします。

施設規模と飲食・休憩:1日いられる巨大リラックス空間

スパ・ラクーアはとにかく大きい。
フードエリアは軽食やBarまで含めて5種類ほどと充実していて、個人的には「よ志のやダイニング」が最も美味しくお気に入りのレストランです。

休憩エリアも広大で、横長のフロアの奥までリクライニングスペースが続きます。ただし超人気施設ゆえ、台数が多くても空きが見つからないこともあります。長時間滞在なら早めの確保が安心です。

おまけ:+1,100円で岩盤浴ゾーンへ

受付時に+1,100円で岩盤浴ゾーンを追加可能。岩盤浴だけでなく、リラクゼーション&休憩エリアもあり、海外リゾートのような雰囲気でだらりと過ごせます。
「今日はとにかく何もしない日」にしたいなら、追加する価値は高いと感じました。

まとめ

スパラクーアをおすすめしたい人

  • 王道のサウナ体験を温度帯で調整しながら楽しみたい
  • 水風呂初心者で“ぬるめ”の22℃で水風呂デビューをしたい
  • サウナ後に飲食・長時間の休憩まで一体で楽しみたい

注意ポイント

  • 料金は日によって変動。値上げ後の価格感に要注意
  • 整い椅子で横になりたい人は空きを見つけたらすぐ確保
  • アウフグースは基本事前申込(当日空きがあれば入場可)

一言メモ
熱さのピーク”を求めるなら①のオートロウリュ音のない没入なら③、熱波で爽快なら②、まったり長居なら④。仕上げ水風呂は17℃でキュッと締めるか、22℃でやさしく整えるか。様々な組み合わせを楽しめるおすすめの施設です。

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